秩父ミューズパークで散歩

「たまにはラッキーを連れて出かけよう」

11月末、そう嫁と話してラッキーを連れ、秩父ミューズパークへ出かけた。

以前はボルゾイをノーリードで連れてる中年夫婦がいたが、広い公園とはいえ人が多い場所だ。どんなに躾けられてても予測不能な行動をとるのが動物である。

ラッキーは猫と同じくらいの大きさだが、子供でも噛んでしまえば殺処分は免れない。

俺の注意を聞き流したあの中年カップルのボルゾイが、人に危害を加えて殺処分されてないことを祈るばかりだ。

午後になってミューズパークへ出かけたものの、すでに銀杏の葉は落ち山は冬の装いである。

通勤で毎日のように見てる山々とはいえ、改めて公園を歩いてみると落ち葉の量が凄まじいことに気づく。

前から柴犬を連れた老夫婦が来たので吠えるラッキーを連れて広場に入り、広場でチワワに吠えられてラッキーが逃げ、遊歩道では後ろから来たゴールデンレトリバーにビビッたラッキーは、俺の後ろに隠れて吠える。

以前も書いたと思うが、ラッキーの吠え癖を治して他の犬と仲良く遊んでもらいたい。しかしラッキーはマーキング命で縄張り意識が強すぎ、興味を持った他の犬が近づいてきても興奮して飛びかかろうとする。

先日は散歩の途中、丁字路を曲がってきた郵便配達のバイクに飛び掛かろうとして、リードを持った俺の周りを空中で半周したくらいだ。なんとかこの吠え癖を治し、他の犬と遊んでもらいたい。

猫サイズの小さい犬だし、他の犬と喧嘩しても負けるに決まってる。近所でラッキーより小型の犬はチワワしかいないし、血統書付きの犬に怪我なんかさせたら出費が痛い。

ミューズパークでマーキングに勤しみ縄張りを主張し、出会った犬すべてに吠えたラッキー。この気の強さは狩猟犬であるミニチュアダックスフンド譲りなんだろうか？

これだけ吠えてれば自分の犬を近づける飼い主はいないだろうな。なんとか仲良しの犬を見つけたいんだけど無理かな……。