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犬と暮らす幸せ
我が家では、犬を1頭飼っています。名前はラッキー。
子供の頃から犬や猫、魚や小鳥など、常にペットを飼っていた家庭でしたが、犬を迎え入れる話を聞いたとき、最初は反対しました。
母は高齢であり、私たち夫婦も若くないので、犬の飼育がきちんとできるとは思えなかったからです。
しかし、自分の中に「もう一度犬を飼いたい」という気持ちがあり、最後は犬を飼うことに賛成しました。
ケージやペットシート、ドッグフードなどを買い揃えて犬を迎え入れましたが、初めの頃は嫌々ラッキーの世話をしていたことが昨日のように思い出されます。
いつからか、抱っこしてるときも散歩をしているときも、自然とラッキーに話しかけている自分に気づき、散歩や餌の時間を気にするようになっていました。
今では、ラッキーと触れ合うひと時が癒しの時間になっており、近くを流れる川での散歩に幸せを感じる日々を送っています。
楽しいだけではない愛犬との生活
「犬は人間の最良の友である」という格言がありますが、人のパートナーとしての犬はどんな話でも聞いてくれ、決して裏切らない信頼できる家族であり、大切な親友です。
犬を家族として迎え入れると、幸せをいっぱい運んできてくれるかけがえのない存在になるでしょう。犬との暮らしがとても楽しいことは、多くの人が感じている事実です。
しかし、犬と一緒に暮らす大変さを理解しないまま迎えてしまうと、理想と現実のギャップに苦しむことになるかもしれません。
犬の世話は大変です。トイレの場所はなかなか覚えてくれない、ストレスが溜まって無駄吠えをする、食事もこまめにあげなくてはなりません。犬は運動することが大好きなので、毎日散歩に連れていくことも必要です。
きちんと躾けるためには、愛情をかけて信頼関係を築く必要がありますし、時間と労力をかけてトレーニングしなければいけません。
犬と飼い主は信頼関係で結ばれるのであって、服従させるのではないのです。
残念なことに、犬との信頼関係が構築できずに飼育放棄し、捨ててしまう人が後を絶ちません。
犬を家族に迎えるということ
犬だけでなく、ペットを飼うのには責任もお金もかかります。飼育環境も考えなくてはいけません。それでも「家族に迎えてよかった」と感じるから、みんなペットを飼うのでしょう。
ひとつひとつの仕草が可愛かったりおかしかったり、犬は一日の間に何度も笑わせてくれますし、辛いときでもストレスが溜まってても、愛犬の笑顔を見ると心が癒されます。
犬と飼い主が互いに見つめあったときに、人の体内で脳下垂体から「オキシトシン」という、俗にいう幸せホルモンが分泌されるそうです。
人と見つめあうことで、犬もオキシトシンが分泌されることが分かっており、違う生き物の間でオキシトシンを分泌しあい、絆を深めることができるのは人間と犬だけです。
でも、犬と暮らすということは楽しいことばかりではありません。
思ったようにいかずイライラすることもありますし、疲れていても遊んでやらなければならず、距離を置きたくなることもあるでしょう。
それでも、大変なことを少しずつ乗り越えていけば、愛犬はあなたにとって最高のパートナーになってくれるはずです。
SNSなどで見かける幸せそうな飼い主さんたちも、みんなそうやって乗り越えてきているのでしょう。
私も愛犬と楽しく遊ぶ飼い主の皆さんを見て、ラッキーと信頼関係を築いて楽しい生活を送りたいと思いました。
このサイトをご覧になっている貴方も、きっと私と同じ気持ちだと思います。